猫の熱中症。詳しい症状と対処法
猫も人間と同じように熱中症になるということをご存知ですか?
猫が熱中症になると次のような症状がみられます。
熱中症の主な症状
- 口を開けてハァハァと息をする
- 目や口腔粘膜が充血する
- よだれを垂らす
- 吐き気、嘔吐
- 明らかに元気がない、ぐったりしている
- ふらつき
- 下痢
猫が熱中症になるとこのような症状が見られ
さらに重症化すると失神や痙攣、意識朦朧、吐血、血便、血尿
最悪の場合は死に至るなど、たかが熱中症と侮ってはいけません。
熱中症にさせないために
熱中症は体温の急激な上昇により
正常な体温が保てなくなることで発症します。
熱中症にさせないために飼い主が心がけることは
- 暑い日に締め切った場所に閉じ込めない
- 夏場の車内でのお留守番をさせない
- キャリーケースでの長時間の移動は避ける
- 水分はいつでも取れる環境にする
熱中症は特に子猫や老猫、肥満傾向のある猫がかかりやすく
猫種では短頭種のペルシャ猫やヒマラヤン、エキゾチックショートヘア
体が大きいメインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなどがなりやすい傾向にあります。
熱中症の対策
熱中症を予防するには水分摂取、適温を維持、食事
この3つが重要になってきます。
具体的に言うと
①水分はいつでも飲めるような環境に
猫が過ごす部屋に最低2カ所設置すると良い。
③猫にとって適切な温度を維持してあげる。
(特に長時間のお留守番時など)
②猫はもともとあまり水を飲まないので食事をウェットフードにするなど工夫。
熱中症かなと思ったら
愛猫に熱中症の症状が見られたらすぐに病院に連れて行きましょう。
応急処置としてはとにかく体を冷やすことが肝心。
濡らしたタオルで体を包む、霧吹きで水を噴きかける
保冷剤などで首のまわり、脇の下にあてがうなどして急いで体温を下げます。
注意点は体温を下げすぎないように、こまめに体温をはかり
大体39℃まで下がったら冷やすのをやめましょう。
猫は人間よりも体温調節が難しい生き物です。
暑い夏場は特に注意しておきましょう。
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